2019年9月30日月曜日

1週間のスケジュール



今日は、TuckFall Aがどんな生活なのか一例をお伝えしたいと思います。



TuckFall Aは超忙しいと言われる中、意外と人間らしい生活をしているように見えるかと思いますが、少し補足。

・ここ2週間はリクルーティングイベントが集中。学校側の配慮で、普段より少し宿題が少なく、Study Groupは金・土のみ。普段は週35回×約12時間のイメージ。
・社費派遣なので、リクルーティング活動は一切していない(周りの学生は毎日13つ程度のイベントをこなしていました)。
・空白の時間の半分程度は、宿題やテスト勉強に充てている。

また、海外初生活の私は、Fall Aの目標を「慣れる」ことの1点としていました。必修の授業をこなす。Trypod Hockeyは半ば必修(※)なので参加する。個人的に誘われたイベントは参加する。その程度に留めていました。結果、Fall Aは何とか乗り切れそうで、リズムが掴めてきたので、Study hard, Play hardに切り替えようという思っているところです。

そうなると、死ぬほどオポチュニティはあるわけで、Group meWhatsappといったSNSでは、常に誰かが何かを企画して投稿していますし、クラブ主催の講演会も毎日あちこちでやっていますし、ダートマス大学(Tuckではない)関係のイベントもありますし、ヨガやアウトドアやパーティーも絶え間なく開催されています。入学初日からフル稼働したい人は、そういう生活も可能なので、ご安心ください。

280人の学生のうちHockeyにサインアップしなかったのは39人だけとのこと。

2019年9月13日金曜日

Tuck connections

Fall Aのmid-term examを2科目終えたIchiroです。今週はManagement Economicsでのチームプレゼンもあったので、一山超えた感があります。

少し前の話ですが、Tuck connectionsという各国の文化を歌やダンス等を通じて紹介するイベントで、日本チーム(学生2人、パートナー2人)もプレゼンをやりました。

来年のJapan Trek開催を見据え、日本の魅力をアピールしたのですが、結果は意外にも大ウケでした。特に「日本のトイレは最高だ、本当に恋しい」という話に続けて、「日本のトップトイレメーカーの1つLIXILの社長がTuck alumnus!」と紹介した時は、割れんばかりの喝采でした。歌やダンスは別として、5~6組あったプレゼンの中では圧倒的にウケました。

プレゼンの翌日は、知らなかった人も含めて実に多くの同級生から「昨日は最高だったよ」と声をかけてもらえましたし、今でも「あの時プレゼンしてたIchiroか!」とか「お前はプレゼン得意だよな」と言ってもらえます。

正直なところ、当初は、「International Studentとしてやるべきな気がする」という義務感からでした。だってビジネススクールって生きてるだけで忙しいんですもの。が、振り返ると、プレゼンのお陰で友達も増えたし、自分にとっては最初の成功体験として自信にもなったので、本当にやって良かったなと思います。

気が早いですが、このブログを読んでくださった受験生の方も、是非来年このような機会に積極的に取り組んでみてください!

(LIXILのMr. Setoのパネルは、TuckのMurdoughという建物内にありますので、Visitされる方は是非探してみてください。→10/24追記:現在は工事に伴いパネルを見ることができません)

2019年9月7日土曜日

なぜスタディグループで勉強するのか


Tuckでは、入学と同時に1チーム6人のスタディグループに所属します。

授業で宿題を課されたら、第一に個人で答えを考えます。第二に、スタディグループに自分の答えを持ち込んで議論します。そして第三に、授業の中でディスカッションを進めます。授業によってはAfter class assignmentが課されるので、1つの授業のために3~4回も勉強することになります。

私は日本では、個人で授業の予習をすることもなく、スタディグループなど存在せず、授業中はしっかり寝て体力を回復し、「復習?何それ美味しいの?」という大学生活(勉強0回/授業)でしたので、反省とともに、そりゃビジネススクールで勉強したら身に成るものがあるんだろうなと思うわけです。

ある教授が「スタディグループは、授業に臨む前に、自分の発言や考えをテストする場だと考えてくれ」と言っておりました。なるほどと思いました。確かにグループスタディに参加すると、他のメンバーの意見を聞いて自分では考えつかなかった視点を得ることが多々あります。また自分の考えをぶつけたら、それがグループ内で色々と議論されて、正しいと確信が持てたり、間違いに気づいたり、より正解に近づいたりできます。そして授業中に発言する自信につながるし、ジャンクな発言をしてクラスメートの貴重な時間を失わせるリスクも減ります。スタディグループは良くできた仕組みだなと感心します。

ちなみに私は純ドメで、現在の英語偏差値は20未満なので、スタディグループの中では相当もがき苦しんでいます(他の5人は英語ネイティブ)。それでもメンバーは私が英語に苦労していることを理解し、ゆっくり話してくれるし、発言の機会を振ってくれることもあるし、私が何らかの専門性を見せている時はそれを熱心に傾聴しフェアに評価してくれているように感じます。

メンバーの好意に報いるためにも、もっと英語を頑張らねばとつくづく思う週末でした。

治安に全く不安がないので、夜遅くまででも安心してグループスタディに打ち込めます(写真はDartmouth Library)