2013年7月4日木曜日

Tuck Social Event

Tuckでは様々なSocial Eventがありますが、今日は私が参加した3つのeventについて紹介したいと思います。

Winter Carnival
毎年12月にTuckで開催される冬の祭典。HBSMITColumbia等のMBA生を招き、総勢500名程度が参加、二泊三日で行われます。プログラムの内容は、80年代のSkiwear Auction、スキー場を貸し切ってのski racehotdogの早食い競争、Band演奏等3日間では盛り沢山の内容です。私はこのeventで、80年代のSkiwear AuctionModelとして参加しました。Modelの役目は、Skiwearを着てStageDance等をし、なるべく高値で落札されるようにperformanceをすることです。今年は10名のModelが参加しましたが、私はTop batterに指名され、Ruck James - Super Freak
(http://www.youtube.com/watch?v=QYHxGBH6o4M) に合わせ300程度を前にDanceをしました。倖田來未を意識して、エロカッコイイ系のDanceを披露、その結果、Top batterとしては破格のUSD 300にて落札されました。

共演ダンサーと
入札者の方々(300名、皆笑顔)
Admitted Student Weekend(通称、ASW)
毎年4月に開催される、Tuckに合格した方々をお持てなしするEventです。このEventを通して合格者が入学前によりTuckの文化やHanoverでの生活について深く知り、Tuckとのフィットを改めて確認した上で進学を決めてもらうことを目的としています。日本からだとなかなか足を運ぶのは難しいですが、過去参加した同級生の話を聞いたり、今年の様子を見たりしてビジットだけでは分からない部分がたくさん見えると感じたのでぜひ合格した際には参加をご検討いただければと思います。
今年は250名程度が参加、二泊三日で行われました。プログラムの内容は、学長の挨拶から始まり、授業の模擬体験、Upper Valley散策Tour、在校生によるDinner PartyBand演奏等、盛り沢山の内容です。私はこのeventで、同級生Band(通称、T’14 Band20名で構成)Vocalの一人として参加しました。披露した曲は、The Knack-My Sharona(http://www.youtube.com/watch?v=kVdnqEyToqg)です。渡米前には、Bandの経験はなく、相当緊張しました。しかし、Band memberから、StageでのPerformanceの仕方、音程の取り方、歌詞(英語)の発音の仕方等の熱烈指導有り、このPerformanceを成功させることが出来ました。曲が終わった後には、観客から私の名前を何度も何度もCallされ、全身鳥肌物でした。因みに、当日、「会場後部にいる人も含めて全員見てるよ!」という意味で手のひらに目を書いてPerformanceしたところ、素晴らしい!と結構な反響でした。これは使えます。

My Sharona熱唱中
右手の「目」
Follies Night
Tuck生による演劇、歌・Rapの披露、及び創作ビデオの上映を含めた、全部で2時間のEventです。2年生の卒業を間近に控えた一年の締めくくり的な位置づけで、様々なバックグラウンドを持ったTuck生たちが色々な形でその意外(?)な才能を披露し、人気教授も数名出演するため(Tuckならではの生徒と教授との距離の近さによって実現できています)皆良い席を取るために開演数時間前から会場の前に列を成すほどの大変な人気です。出演者は何度も何度もリハーサルをし、真剣そのものです今年のThemeは「90年代」で、出演者は其々それに関連する出し物を披露します。私は、Will Smith主演のコメディドラマ、Fresh Princeの主題歌のRapを披露しました。この番組は、米国人なら誰でも知っているという大変有名なドラマで、主人公のWill SmithPoorからRichになっていくSuccess storyを描いたもので、主題歌のRapもその内容を歌っています。今回は、米国人の友達が全ての歌詞を変更し、Fresh Prince of Hanoverと題し、私がTuckに留学する切掛けから、Hanoverで成功(?)するまでのSuccess storyRapの内容としました。Rap初めて、ましてや英語で、、、というまたまた初挑戦尽くめでは有りましたが、同級生RapperからBeatの打ち方、英語の発音、Rapperらしい舞台での立振る舞い等の熱烈指導有り、初めてのRapにしては上々のPerformanceを披露することが出来ました。このeventの後、私の呼び名がFresh Princeに変わりました。。。

Rap Perform
(左から、歌詞担当の友人、Security Guy役の友人、Fresh Prince役の私)
このように3つのeventに参加して、久々に心臓が破裂する程の緊張に襲われたりしながら、それなりに成功させることが出来たわけですが、すべては練習段階の友人の熱烈指導の賜物で、その過程で私が感じたTuckの素晴らしいところを述べたいと思います。

1. 良いところを見つけ、そこを褒め、伸ばす
ASWT’14 bandの披露するに当たり、何度もリハーサルするわけですが、歌詞が覚えられない、英語の発音がうまく出来ない(舌が回らないという感覚)、歌を歌うことに集中する余りstage上で表情が硬い等、色々な問題に直面しました。それに対するBand memberからのアドバイスは、出来ていない部分を指摘し、それを直すような指導ではなく、例えば、「音程は取れているから、この歌詞はこういう風に歌えばもっと良く聞こえるよ。」といった具合に、良い点に着目してそこを伸ばすというものでした。アドバイスされる方としては、もっと良くなるように、ということで、非常に能動的に練習に取り組むことが出来たと感じています。私に限らず、他のmemberがスランプに陥っている時も同じ方法でアドバイスし合いました。

2. 新しいことへの挑戦する人を進んで手助けする
Follies nightRapを披露するに当たり、Rap初めて、更には英語で、という初めて尽くしだったわけですが、このPerformanceを完成させるのに凡そ10人の友人に助けてもらいました。直面した相談内容は、Beatの打ち方、英語の発音、Rapperの舞台での立振る舞い、舞台衣装、紹介映像撮影等、多岐に亘っていました。当時は、中間試験、課題レポート、First Year Project等で非常に忙しい時期でしたが、友人たちは喜んで時間を割いてくれ、其々の相談内容に対して的確なアドバイスをくれました。自分はこれをやってみたい、という人に対しては進んで手を差し伸べるあの姿は今でも忘れられません。

私は、日本で生活する中で忘れかけていた大切なものを、これらのeventを通して再認識することが出来たと思います。私事ですが、本5月末を以てTuckを卒業し、現在はSilicon ValleyVenture Capitalinternshipをしています。これらのEventで学んだことを確り活かして、有意義なinternshipにしたいと思います。

ありがとう、みんな!
卒業時に同級生からもらった寄せ書き入りT-shirt
(T’14  K.M)