先日Around The World Partyという、学生同士で世界各国の食べ物を紹介しあうパーティがあり、我々在校生も日本代表として参加してまいりました。
毎週のように在校生全員+パートナーで様々な角度から検討した結果、ラインアップは調理している姿がキャッチーなたこ焼き、『EDMAME』としてアメリカではすっかりお馴染みの枝豆、そしてハノーバーでも意外と簡単に手に入る梅酒、日本酒に決定。Tuckに100年近く前から存在するStella Hallの一角にブースを構え、浴衣に身を包み本番に臨みました。
結果は大成功!関西出身の在校生を中心に3台のたこ焼き機で並行して焼き続け、別の日本人在校生夫妻が突貫で開いた日本酒&梅酒一気飲み挑戦コーナーでたこ焼きの待ち時間のストレスを減らすことで継続的に多くの人を惹きつけ、大人気のブースとして幕を閉じました。
今回サーブしたたこ焼き、実は蛸なしでチーズのみというアメリカ仕様(どちらかというとチーズボール)でした。過去にタックの生徒を自宅に呼んでたこ焼きをサーブした際に、外国人は蛸を見たことも食べたことがないという人が割と多いということが判明したため、食べやすさとコストカット(実はこれが大きいんですが)を考慮した結果、チーズで対応することに。ソースは付け合せの観点でバーベキューソースに。これは完全に別の食べ物じゃないかと思っていたものの、口にしてみると意外とおいしい。皆「日本はスバラシイ」などと喜んでいたので結果オーライだったかなと思っています。
他国も韓国はプルコギ、フランスはクレープ、アメリカはハンバーガーなど、各国が誇る食文化を紹介していました。今回のパーティーも他のイベント同様に在校生が全て企画&運営をしています。一部の在校生の声かけに対して世界各国出身の在校生が賛同し、準備も厭わず、本気で文化の発信をしている姿はタックのチームワークの一つの形かなと感じます。加えて今回は各ブースで世界各国のお酒を楽しめたこともあり、皆いつも以上に深酒し、深夜まで盛り上がりました。
今回のことを含め、日本から離れた状態で慣れ親しんだ日本という国と向き合うと、色々と新しい発見があります。まずは日本食の素晴らしさへの気づき。先日もサンクスギビングの連休を利用してNYの大戸屋や一風堂へ行ってきましたが、アメリカの大味に慣れた舌で改めて日本食を口にすると、東京で簡単に食べれるものもこんなに美味しいのかと再認識させられました。もうひとつは外国人の視点から日本の新たな良さへの気づき。例えばカプセルホテルは日本にしかなく、クールなスポットとして映るらしいです。外国のミュージシャンのPVでカプセルホテルが使われている事実などはこちらに来て初めて認識しました。