2014年7月14日月曜日

家族にとって

私はキャンパスビジットで会う受験生にいつも次のことを伝えています。

私にとってTuckは一番の学校だけど、あなたにとってTuckが一番の学校かどうかは分からない。何故ならば人によって求めているものが違うから。

これはある意味当たり前の話ですが、詳しくはWhy Tuck?をご参照下さい。そしてもう一つ伝えていることがあります。

あなたにとってTuckが一番の学校かどうかは分からないけど、もしもあなたが家族と一緒に留学するなら、あなたの家族にとってはTuckが一番の環境でしょう。

単身で留学している私が家族連れについてコメントするのもどうかと思いますが(笑)、単身の私だからこそ客観的にコメントが出来るのかもしれません。という訳で、今回は家族と共に留学している人たちにフォーカスを当てたいと思います。

1The Tuck community
TuckTuckiesTuckに通う学生)の家族に対してとてもフレンドリーです。Tuckiesのパートナー(奥さん、旦那さん、ガールフレンド、ボーイフレンド)たちにはTuck Partnersという正式な呼び名があります。またTuckiesの子供たちにはTiny Tuckiesという正式な呼び名があります。そしてTuck PartnersTiny Tuckiesは、基本的にTuckで行われる全てのイベントに招待されています。『必修授業』以外で家族が参加出来ないものはありません。BBQや飲み会はもちろんのこと、クラブ活動もそうです。TuckではTripod(未経験者たちによって構成される初心者用アイスホッケーリーグ)が盛んですが、奥さんたちの間でもTripodクラブは大人気で多くが参加しています。またお遊びだけではなく、学校で行われる講演もopenです。更には、教授に頼んでokをもらえれば、Tuckの『選択授業』の聴講も可能です(あまり断わられることはありませんが、教室のキャパの関係で断わられることはあります)。

TuckStuffTuck Store)のTiny Tuckies関連ページ

2Sachem
Tuckiesの単身者の大部分は学校の寮に住んでいますが、家族連れはだいたいSachem VillageTuckから車で5分)に住んでいます。皆が同じところに住んでいるので、奥さん同士はすぐに仲良くなりますし、孤独な状況になることはありません。また子連れで留学に来ている人も多くいるので、忙しい時は相手の子供のベビーシッターをしてあげたりと、お互いを助け合う体制がしっかり整っています。


『もともとバリバリ働いていた奥さんが旦那の留学の為に仕事を辞めてアメリカまで付いてきて、でもアメリカでは日中ヒマなので奥さんは凄く不満』という話を一般的に聞くことがありますが、TuckではTuck Partnersがヒマになるということはまずないでしょうね(もちろん自分の意思で家に引きこもることを決めた場合は別ですが)。先に述べた通り、学校のイベントは盛り沢山ですし、奥さん同士で習い事を始めたり、買い物行ったり、子供同士を遊ばせたりと、皆忙しくしています。『皆が同じところに住んでいる』というのが相当大きいです。物理的に近くにいることで、一緒になって何かをする際に、様々なハードルが一気に下がります。

3その他
もう少しビジネス・オリエンテッドに過ごしたいTuck Partnersたちも居ます。例えば私のクラスメートGibbのフィアンセのTylerは、他のTuckiesたちとフードトラックビジネスを立ち上げて毎日忙しそうにしています。

また、女性のクラスメートで、旦那さん又はボーイフレンドがTuck Partnersとして同伴しているパターンも何気に多いです。そこら辺も含め、今回の投稿で触れたことに関しては、このページで詳しく見ることが出来ます。


よしかん(T’15