2012年11月19日月曜日

Tripod Hockey Champions!!!


以前Tuck Sports!!!というタイトルの記事でご紹介したTripod Hockey(素人~中級者で構成されるTuckの学内アイスホッケーリーグ)のシーズンが、昨日の優勝決定戦を以って終了しましたので結果報告と共に感想を記そうと思います。

まず結果について。私が所属するNorwich Holeは第4シードからプレーオフを勝ち上がり見事優勝を飾ることが出来ました!6チームしかいない中での第4シードなのでシーズン中の成績は正直芳しくなく、大穴扱いでしたが、準決勝ではシーズン無敗のチームを破り、決勝戦では同級生の大声援を受けながらこれまた格上相手に見事先行逃げ切りに成功。たかがホッケー、されどホッケー、試合終了後のロッカーは汗まみれの大男たちが上げる歓喜の雄叫びで大騒ぎでした。

前回の投稿の際にはまだシーズンが始まったばかりで、ホッケーを通じてとても強い絆が出来るらしいです、と確信を持てずに記していましたが、下手なりに本気で取り組み全員で一つの目標を達成したことでチームの同級生、上級生とは本当に良き友人、仲間になれました。初心者の私は戦力的には大きな役割は果たせなかったかもしれませんが、経験者のチームメートから「最初は生まれたての小鹿みたいな動きだったのに本当に上手くなったしハードワークするお前には感動した!」、という言葉をもらったので、チームの士気向上には貢献できたのではと思います。

はっきりした理由は未だによく分かっておりませんが、とにかくTripod Hockeyにかける生徒たち(特にアメリカ人)の意気込みは激しく、命がけと言っても過言ではありません。スタディグループのメンバーと対戦する日にはミーティングで顔を合わせるなり「今日はコテンパンにしてやる!」、と挑発してきたかと思えば、同じ彼が敗戦後のバーではこの世の終わりのような顔でお酒を一滴も飲まずに悔しがっていたりなんてこともしばしば。又、チームメートの一人は(多少酔いも手伝っているものの)優勝を祝う席で「明日例え退学処分になってMBAが取れなくても、TuckTripodを優勝したと自慢できるだけで十分だ!」とまで言い切る始末です。

私自身、これでMBAが取れなくても悔いはないかと言われるとさすがにそこまでは断言できませんが、より深い仲の友人が多くでき、Tuckに来なければ恐らく縁がなかったであろう新しいスポーツを始められ、さらには中学校以来ではなかろうかと思われる巨大なトロフィーを頂くことができ、思い出に残る大変有意義なシーズンだったと感じています。

せっかく2年間を過ごすので、勉強であれ課外活動であれどっぷりTuck Experienceに浸かろうという思いを改めて強くした一日でした。最後に、Tuckに入学された方はTripod Hockeyへの参加を強くお勧めします、とここで念押しした上で本日は筆を置かせていただきます。


追記

と、大騒ぎしつつも帰ってそのまま会計の宿題に取り組む人もいれば翌日未明までCase Competitionの準備する人もいたりとTuck生は常にフル稼働です。


優勝直後の集合写真です。この後のロッカールームの暑苦しさと言ったら・・

勝利の美酒。ただちゃんと洗ってないせいかビールは変な味でした。
S.Y(T'14)