2012年10月24日水曜日

Tuck Sports!!!

Tuckでは大小様々なクラブが忙しい勉強、就職活動の合間を縫って活動しています。インタビューの練習や企業とのコネクション作りが出来るキャリア系のクラブに時間を割くのは当然理解できますが、それ以外の運動系、文化系のクラブにも多くの学生が思っていた以上に注力していることには驚かされました。

私の場合は小学校から続けているサッカーをすべくサッカークラブに、またTuckに入ったら何よりこれ!と言われているTripod Hockey(Tripod=初心者が両足とスティックでバランスを取る様を三脚に見立てているものです)に参加しています。

サッカークラブでは練習もそこそこに先日Yale大学に遠征し、各大学のMBA学生が集う大会に参加してきました。南米出身者を中心にかなりの上級者から15年振りにボールに触ったというほぼ初心者まで技術レベルにバラつきはあるものの、熱い気持ちは皆変わらず互いに声援を送り合いながら楽しい二日間を過ごすことが出来ました。結果は決勝トーナメントに勝ち進むも準々決勝でYale Alumniと対戦し0-0からPK戦負け、という少々悔いの残る結果に。。年内の大会はこの一つだけであとは春にTexas Austin、UNC、そして何よりTuck主催のトーナメントがあるので今から楽しみです。

サッカーはTuck でもBig Sportsの一つである一方、学生全員の注目を集めるのは何よりTripod Hockeyです。学生の多くが参加し、試合も頻繁に行われるため日常の会話でも必然的にホッケーの話題が多くなります。男子の場合、参加者のレベルに応じて地元のリーグに参戦するAチーム、Bチームが夫々1つ、そして内輪でリーグ戦を行うTripodが6チーム編成されます。上記の通りTripodは初心者を指すと書きましたが、内輪でやった方が楽しいから、とあえてTripod Hockeyに参加する上級者もいるため全くの素人である私のような人間にはなかなか大変な環境です。それでも失敗を恐れない姿勢が評価されるお国柄か精一杯やれば「Good Job!!」と声援が飛びますし意外とチームにも貢献できます。

試合は基本的に深夜に行われるため連日の宿題、予習で疲れた体にはこたえますが、同級生と授業を受けているだけではなかなか築けないであろう密な関係が築けるため非常に有意義な時間だと思います。上級生からは「The best jobs are on the hockey link」なんていう話を聞くくらいここで得た仲間は自分にとって重要なネットワークになるようです。(私の場合はまだ始まったばかりなのでそこまでの実感はありませんがすでにその雰囲気は感じております)

又、学校側もこういったクラブで積極的に活動してリーダーシップを発揮したり、コミュニティの一体感をより強固なものにしたりすることを期待していますので受験を考えられている方はご自身の趣味や特技にも注目して勉強やキャリア以外でもいかにTuckで活躍できるかをアピールするのも一つの大きなポイントかと思います。

と、熱弁を振るうも家庭の理解を得るのは容易ではなく今日も妻にやや冷めた目で見送られながらいそいそとホッケースティックを車に積み込み深夜のリンクに車を走らせる次第です。


Yale遠征の際の集合写真です


ホッケーの試合前の様子です、全員素人ですが満面の笑み。
S.Y(T'14)