ケースの例としてはマネジメント能力に乏しいファンドマネージャーが新しくアナリストのチームを編成する上で注意すべき点を考える、投資銀行に於いて協調的な企業文化に馴染まないハイパフォーマーを昇進させるべきか否かを議論するといったものがあります。
包み隠さず書きますと、この授業はある程度コモンセンスで意見が言えるものであることから、他の授業に比べて一部のネイティブの生徒は予習の必要性をあまり感じていないようでした。これはやる気の問題というよりもとにかく次から次へとやることが出てくる多忙な生活の中で、負担を抑えられるところは極力抑えたいという姿勢の表れ、といった方が正しいと思います。そしてそれでもみっちり準備して来た(つもりの)私よりも授業で効果的な意見を出して議論に貢献する同級生もいるのでまだまだ頑張りが足りないな、と痛感したりもします、、
又、他の授業も同様ですが、オフィスアワーという形で教授が生徒のために週に一回~三回ほど個別の質問や議論のための時間を取ってくれます。ふらっと尋ねて授業で消化し切れなかったことについて聞いたり、自分が話し切れなかった意見を述べたりすることでより深い学びを達成することが可能になります。私自身は質問があってもわざわざ時間を取ってもらって聞くほどのことでもないかな、と思ってFall Aではそこまで積極的に教授のところに足を運びませんでしたが、質問の回答以上のことを学ぶことができると学期の後半になって実感したので、来学期からは足しげく通おうと思っています。ちなみにスタディグループのメンバーは特に用もないのにSay helloだけしに行ったりしています(顔を覚えてもらうことで成績も多少甘めに付けてくれる??)
あくまでも個人的な意見ですが、このLDITのように一見Eye Openerでないような授業でも、自分次第で学びはいくらでも深く出来るのだな、と実感しました。Fall Bでも引き続きリーダーシップについて学ぶ機会があるので今から楽しみです。
S.Y(T'14)